雑感:カメラを新しくしました!(10/03/26)

・・・のは1月なのですが。

sigma

sigma

という訳で、SIGMA DP1を手に入れました。
どんなカメラにしようか悩んでいたのですが、このカメラにした理由は、他のメーカーが技術的に無理と匙を投げていた、コンパクトカメラに一眼レフカメラに採用されている映像素子を組み込んだ製品を、コンパクトカメラを開発した事が無い無知故に製作に着手し、途中頓挫しかけながらも、ファンやユーザーの「何年でも待つ」という声に後押しされた結果、生まれた製品であるという事と、そんなエポックメイキングな製品だからこそ持つアクの強さに惹かれての事でした。

ネット上に書かれている悪評は、その通りというほか有りません。
・オートフォーカスが遅いので、動く被写体はよくブレる(マニュアルフォーカスでシャッタースピードを早くして撮る)
・手ぶれ補正なしなので、油断するとすぐブレる(自分の腕が悪いと考える)
・作動音が壊れたかのようなくらい大きい(メカニカル、と評する)
・画像の書き込みスピードが非常に遅い(一枚一枚、真剣に撮る事が出来る)
・ボディが非常にチープ(個人的には好き)

・・・と、まさに、あばたもエクボ状態です。
これで撮れた画像が、とほほ、だとたまったもんじゃ無いですけど、画像自体はノイズが少なく、立体感のある絵で、とても気に入っています。

SDIM0096

SDIM0166

SDIM0181

<参照> SIGMA DP1 公式サイト

(奥田)

雑感:iPadについて・予想は当たったのか?(10/01/29)

アップルが発表した製品は、9.7インチディスプレイを備えたタブレット型情報端末でした。

前回のエントリーでの予想が当たっていたかどうか検討してみましょう。

【予想1】名称はiSlateではない・・・・△
予想はとりあえず当たっていました。名称はipadでした。
△にしたのはもっと飛躍した名前になるかな、と考えていたので。ちなみに、日本では、アイホンとアイフォーンのように、すでにアイパッドと言う名称が商標登録されている製品が有るそうです。

【予想2】新しいテキスト入力方式・・・・△
実際は、ドックコネクタを通して物理キーボードとドッキングする・・・でした。新しい入力方式という事で、ぎりぎり、オーケーでしょうか。このキーボードの詳しい仕様を把握していないのですが、後ろにUSBコネクタなどついていれば素晴らしいですね。

【予想3】長辺の寸法はテンキーのないアップル純正ワイヤレスキーボードと同じ・・・?
写真では同じくらいに見えるのですが、どうでしょうか。しかし、上にも記したドックコネクタキーボードにまさか本体が、縦に収まるとは。
僕には、ipadが縦型なのに必然性をあまり感じませんでした。なぜなら、縦で使うよりも、横の方がタイプしやすいですし、インターネット接続して文章を読む際も、横の方が幅が広くなるので、大きな文字になります。iphoneやipod touchがなぜ縦型なのかというと、前者は電話として必然的な形という事も有りますが、後者は音楽ライブラリの中の楽曲のリストを表示する場合、小さい液晶画面上で可読性を持つフォントサイズでより多く表示する場合、縦長の画面の方が良いからではないでしょうか。おそらく、アップルは他のタブレットPCとは差別化を計り、ipadがiphoneファミリーの一員として消費者に認識される事を望んだのだと思います。

【予想4】価格は1000ドル以下・・・◯

これはばっちりでした。価格の方も500ドルから300ドルとして予想し、16ギガバイトのストレージ容量のモデルで499ドルでした。

【総評】ipadは、大きいiphone(ipod touch)であり、アップルなりのネットブックへの回答、携帯ゲーム機でもあり、そして、PCでも携帯電話でもない新しい情報端末。

アップルなりのネットブックへの回答とは、プレゼンテーションで紹介されたiWorkのipad版を見れば明白です。つまり、インターネットにつなげて、出来ればワードとかエクセルとか、仕事にも使え、安価なPCが欲しいという方にぴったりな製品に思います。

動画をご覧いただくと、壇上にはフランスの建築家のル・コルビュジェがデザインしたソファがあり、デモの度にリラックスした調子で腰掛け、ipadを操作していました。かつて、アップルが初めて出した一体型のPC「アップルII」は、リビングに置いても違和感が無いようにとデザインされ、「アップルIIの筐体の背面は、他のどのPCの前面よりも美しい」と称されました。しかし、幾ら美しいPCでも家族団らんの場には、仕事の匂いをどこか醸し出し、異質で雰囲気を壊してしまいます。ipadは、まるで本や新聞のようにリビングにあっても違和感無く溶け込むに違い有りません。その点で、PCとは違う、新しさを感じました。

雑感:本日、アップルが新商品を発表!(10/01/27)

現地時間の27日、日本時間の28日深夜2時ごろ、アップルがプレス向けイベントで新商品を発表するとの事。
新商品はかねてから噂が絶えなかった、7から10インチのタブレット型情報端末と言われ、名称はiSlate(アイスレート)、OSはMac OSではなく、iPhone OSが採用されるとのこと。
価格は1000ドルと言われています。

あと数時間で発表ですが、自分なりの予想を立ててみました。
最近、新情報を調べてないので既出かもしれません。

【予想1】名称はiSlateではない

何の根拠もないのですが、スレートと言えば石板の事です。どこかのサイトでモーセの十戒よろしく小脇に石板を抱えたスティーブ・ジョブズCEOのコラージュ画像を目にしたことがありますが、石板では個人的に洗練された名前には思えません。
かつて、シリーズ中、もっとも人気の高かったipod miniの後継機として、それよりも小さいことを表現するためにnano(=0.000 000 001倍、十億分の一)と名づけ、ノートパソコンの薄さを表現するためにAir(空気)と銘打ちました。
このように、最近のアップルのネーミングには飛躍があるので、iSlateではないのではないか、と思います。
可能性は限りなく低いですが、ズバリ「ニュートン」と名づけた方が、話題性があるのではないでしょうか・・・と書いてしまうと不謹慎でしょうか。

【予想2】新しいテキスト入力方式
ただiPhoneを大きくしただけのUIでは、実際に触ってみても使いにくいと思います。全面タッチセンサー(おそらく)なので、物理キーボードのように打感がないので、ミスタイプが多くなってしまうでしょうし、なにより、iPhoneが出たときのように思わず「触りたい!」と思わせるようなUI出なければ商品価値は高くならないと思います。iPhone以後のタッチセンサー製品が何より欠けている部分はこの部分です。

【予想3】長辺の寸法はテンキーのないアップル純正ワイヤレスキーボードと同じ

【予想2】と若干、かぶるのですが、いくらUIが秀逸でも、物理キーボードがタイプできればそれに越したものはないものです。今回の新商品の発表と共に、iPhone OSが4.0にアップデートされると言われています。今回のアップデートと共に、ワイヤレスキーボードと同マウスが同期できるのではないかと考えています。そこで、タブレットをディスプレイにした時、その長辺がワイヤレスキーボードと同じ方がシンメトリックで美しいと思うのです。

【予想4】価格は1000ドル以下
これは、多分確実だと思います。1000ドル以下というのは、意図的なリークと考えています。つまり、イベントに挑む記者たちは、新商品はおそらく1000ドルくらいと考えています。そこで、ジョブズCEOがプレゼンテーションで1000ドル以下の価格を提示すれば、会場は割れんばかりの拍手に包まれるはずです。
ここからは、かなり尖がった意見なのですが、アップルがこの商品によってPCでも携帯電話でもない、全く新しい情報端末を生み出したいと考え、成功させたいと考えているなら、価格は500ドルから300ドルが妥当と僕は考えます。
根拠は、エントリーモデルとされている、白mac bookが同じ価格帯であることと、噂通り、新商品のOSにiPhone OSが採用されているのなら、同期する母艦となるPCが必要となります。

また、500ドル~300ドルと言う価格帯は、ネットブックと競合します。かつて、アップルはインタビューで「アップルとしては、性能が低く、価格は安いが利率も低いネットブックに参入しない」という論旨を語っていた記憶があります。この言葉を踏まえて、今回の商品が、Mac OSではなく、iPhone OSが採用されるということは、深い関係があると思います。
なぜなら、利率が低いといっても、ネットブックの分野は現在最も関心が高く、売り上げが伸びている分野です。この新商品はアップルなりのネットブックに対する回答なのではないでしょうか。

さらに、この価格帯なら、nintendo DSやPSPと言った携帯ゲームのカテゴリーをもにらんだ、非常に野心的な商品になります。

と言う訳で、個人的な独断と偏見と希望をミックスした予想でした。

(奥田)

雑感:読書感想文/ポストグローバル(10/01/14)

ポストグローバル
アレクサンダー・ゲルマン:ポストグローバルという本を手に取りました。
表紙は日本の夜景の空に銀色のタイトル、本の半分を覆う銀色の帯。見返しは蛍光オレンジ。
アレクサンダー・ゲルマンなる人物を恥ずかしながら僕は知らなかったのですが、本の美しさに思わず手に取ってしまいました。
手に触れて初めて解るのですが、つるつるとした銀色の帯は、手の汗でカバーがふやけて波打つのを防いでいます。コミックス本のようなビニールのような表紙は少し味気なく、紙の表紙は質感はしっとりしていてよいのですが、耐久性は低い。
本の半分を覆うこの帯は、本の保護の役割を果たしていると感じ、見た目だけのデザインでなく、機能的である点が目を引きました。

アレクサンダー・ゲルマンは、本によると、元グラフィックデザイナーで、38歳の若さで輝かしいデザイナーとしてのキャリアを捨て、アーティストに転身したそうです。ポストグローバルとは、ゲルマンが考えたコンセプトで、日本では今でも演説の最初などに「これからの国際化社会・・・云々」という言葉を時々聞きますが、テクノロジーが発達し、既に国際化は終わりつつあるのではないか、これからは国際化以後のこと、つまりポストグローバルの事を考えるべきではないかと彼は考えています。

具体的には、グローバル化の対極にある地方文化に今後注目が集まり、重要になるとゲルマンは考えています。
この事は、別に珍しい見方とは僕は思っていません。
例えば、建築の世界では、世界中どこに建てても同じ性能を誇る真っ白い建物がインターナショナルスタイルという名で世界を席巻し、現在もその影響下にあると言えますが、そんなスタイルをデザインした建築家達よりも、アルヴァ・アアルトやグンナール・アスプルンドといった地元の土着的(ヴァナキュラー)な建築様式とモダン建築をミックスさせた建築家の方がより人々の記憶に残っているように思うからです。

なんと言っても、この本の魅力は、日本人が抱える西洋コンプレックスを、日本独自の文化が西洋人によって讃えられる
ことで解消してくれる事にあると思います。野球に興味ない人でも、イチローの大リーグでの活躍や世界中の人々の賞賛の声が誇らしいはずです。本の内容自体も、ルポ形式やインタビュー形式、または料理のレシピと多岐に渡り、飽きません。

<参照> ポストグローバル - amazon 

(奥田)

雑感:映画アバター見てきました(10/01/07)

雑感:映画アバター見てきました(10/01/07)
2010年度最初のエントリーです。
本年もT&Rをよろしくお願いいたします。
さて、12月23日公開のジェームズ・キャメロンの映画アバターを見てきました。

残念ながら3Dでは見ていないので、映像のすごさはあまり解らなかったのですが、構想に14年間、製作に4年間かけたとあって、非常に緻密な世界設定、複雑な伏線が巡らされて、物語としての満足感も高かったです。ターミネーター、タイタニックを手掛けた監督とあって、大作感が高く、ストーリー的には先の見える展開でしたが、現代社会にも通じる問題提起を盛り込んでいるため、陳腐では決してありません。
個人的にラストだけは、2への布石なのか、納得のいく美しい終わり方ではなかったのですが、かなり満足のいく映画でした。いろいろ思うところは有るのですが、ネタばれになるとよろしくないので、感想はこれで。
(奥田)