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若手経営者に聞く

AUTO EXPRESS 藤本昌樹さん

 第13回目の「若手経営者に聞く」のコーナーは、AUTO EXPRESS 藤本昌樹さんにお話を伺いました。

どうして海外にむけて車を販売をしようとおもわれたのですか?

 以前から海外向けの販売に興味があったので、仕事は海外向けの販売が主です。知り合いに頼まれた時は普通に国内の販売もします。割合的には9割が海外で主にアフリカに向けて販売しています。国内の他業者さんには失礼かもしれませんが今後の日本の人口減少など色々なことを考えると、国内の市場には魅力を感じていませんでした。ですので前職を離れた3年前を機に海外向けの仕事を始めました。

アフリカをメインにされているのですね

 起業した3年前はロシアがすごかったんですが、そのなかで仕事をしていくことも考えましたがそれはまとまった資金が必要でした。他にはニュージーランドなども市場としてはありましたが、検査がすごく厳しかったんです。ニュージーランドは日本ではなく現地で検査を通さないといけなく、検査が厳しいので通らなかった場合のリスクなどを考えてやめました。アジアは年式などの規制がいろいろある上に大手が既に参入していました。

 最終的にいろいろな面を考えてまだ規制も少ないアフリカに目をつけました。とはいえアフリカにコネもなにもなかったので、まずアフリカに直接いって現地で飛び込み営業をして販路をつくりました。アフリカはスワヒリ語と沢山の民族語それに英語をしゃべれる人も多いです。正直飛び込みは怖かったですが何もない中から始めるためにはこれしか方法がなかったんです。今年も7月からタンザニア、マラウイ、ウガンダを回って向こうのお客さんと今後どういう方針で進めていくかを話し合ってきました。

市場としてのアフリカはどうですか?

 今後まだまだ需要は伸びると思います。日本車は壊れにくく安いので人気があります。日本人はどちらかというと新しい物好きなので中古車の価格が新車とくらべて格段に安いんです。また今後電気自動車などが出てくるとは思いますが、市場としては世界的に普及するのはまだまだ時間がかかるとおもいます。インフラなどの整備も考えるとまだ20年はガソリン車の需要は十分あるとおもっています。

 市場の心配もありますが、むしろ今後は日本の輸出規制などがどうなるかが問題です。古いガソリン車を輸出するということは環境面に悪影響があるということで今後何らかの規制がかかる可能性があります。ただ、そういったことは色々あるんですが考え出すときりが無いので、目標は色々とありますがまずは今をがんばっていくことだと思っています。

 いま海外にむけてやりたいという人は結構多いと思います。たまに知り合いからどうやって輸出をするのか教えて欲しいと聞かれることもあります。そういうときは「まずアフリカにいってきてください、そこで直接開拓してください」といっています。というと皆さん尻込みされるかたがほとんどですね。どうしたらいいのか分らないというよりやらない。結局自分でいってみて知らないなりにでもやらないと何も始まらないということだと思います。

今後の夢をお聞かせ下さい

 アフリカに店を持ちたいと思っています。現地のスタッフを雇って、年に2回ぐらいむこうに行くような形でやれたらと思っています。実は今年タンザニアに行ったのは大阪の業者が現地にお店をだされたのでどのような形でやっておられるのかの視察もかねてだったんです。

 本社も本当は輸出するなら港の近くが良いのですが、仕入先が地元の彦根だということを考えると輸送コストや保管場所など色々な面で難しいです。ただ、今後輸出する台数が増えていくと彦根では仕入を全てまかなう事が難しいのでそのときには本社移転も考えたいと思っています。


●AUTO EXPRESS
 〒522-0055 滋賀県彦根市野瀬町203-8
 TEL/FAX 0749-24-5253
 HP:http://www.japan-autos.net/

編集後記
 お話しを聞かせて頂いて、全ての話が前向きで力強さを感じました。アフリカに単身で飛び込み営業にいけるという行動力は是非見習いたいと思います。

2010/12/2 文責:奥村

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